臼職人で杵職人の一年ブログ

久しぶりの江ノ島神社

江ノ島神社・参道鳥居毎年、秋と春の臼シーズンの初めと終わりに江ノ島神社にお参りに行っています。ところが春は新型コロナの影響でお参りに行けませんでした。
今日は少し旅気分を味わっていただけるよう、歩いた順に紹介していきますね。まずは江ノ島に入ってすぐの参道の入り口にある鳥居です。

江ノ島神社・大鳥居なだらかな坂道を上がってお土産物店を過ぎると、大きな鳥居があります。この先からは石段が続きますが、足腰に自信がない方はエスカレーターで上がれます。ただし、下りがないのでご注意をください。

江ノ島神社まずはこの辺津宮に到着します。平日の午前中の人出はコロナ前よりもかなり少ないですね。お参りする人もまばらです。ここでお守りとお札を授かって、次の中津宮に向かいます。

江ノ島ヨットハーバー・セーリング会場中津宮に行く途中に展望台があり、ヨットハーバーが一望できます。東京オリンピックが開催されてセーリング会場になるはずでした。来年は何とか開催してもらいたいですね。

江ノ島神社・奥津宮江ノ島灯台よりも奥にある奥津宮(おくつみや)まで行ってきました。「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の3つのお宮をお参りするのがいつものコースです。観光ではないので、頑張って歩いて往復で1時間ほどで帰りました。
さあ、今年も臼と杵を頑張りましょう!

やっと涼しくなったので

杵柄のかんな削り作業やっと涼しくなってきましたね。今年の夏はあまりの暑さに休眠状態のようになっていました。そろそろ本格的に始動する時期が来たようです。とりあえずは杵の柄のカンナ削り作業から始めました。涼しいといっても湿度が高くてムシムシします。体力を使う作業なので汗がハンパないです。

蚊取り線香作業場が道路側から裏に移ったので、この時期は蚊取り線香が欠かせません。この線香皿は知り合いの陶芸作家さんの植木鉢なんですよ。植木鉢は底に穴が空いていて水が溜まらないので、屋外の線香皿にお薦めです。

この秋で臼職人歴20年に!

臼職人歴20年に平成12年(2000年)に埼玉県飯能市の臼職人・吉田徳次氏に師事し、この秋で職人歴20年となります。修行を始めたときは35歳でした。木工を始めたのは30歳のときですから、木工歴は25年ということになります。修業初日が何月何日かは覚えていませんが、以前は秋のお彼岸が過ぎたら臼を作り始めたので、9月下旬から10月上旬が臼職人としてのスタートになると思います。それから3年後の平成15年9月に神奈川県藤沢市で独立したので、工房は創業17年になります。
そもそものきっかけは雑誌で吉田さんの臼作りが紹介された記事を見て興味を持ったことです。飯能に会いに行ったのですが、そのときは臼職人になろうとは全く考えていませんでした。ましてやこんなに長く続けられたのは奇跡といってもいいでしょう。ここまで来られたのはお客様の支えと協力してくれた方々、それに臼の神様のお蔭と感謝しています。残念なことに、師匠は平成30年(2018年)に69歳で亡くなってしまいました。
この20年で臼や餅つきを取り巻く状況は大きく変化し、年々厳しくなる一方です。とくに今年は新型コロナウイルスの影響で餅つきイベントが中止になると予想されます。そんな状況ですがまだまだ頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。
※写真は2008年に当方が雑誌で紹介されたときにカメラマンの方に撮影していただいたものです。

Scroll Up