臼職人で杵職人の一年ブログ

杵の柄を製作中です

カシ棒から杵柄を製作中杵の柄を製作中です。カシの角材から作り始めて、この工程でほぼ柄の形になりました。先が角で途中から楕円になるように削ります。

杵の柄を削るカンナとセン使う道具は手カンナ2個とセン(刃の両側に柄がある道具)です。センは角から楕円になる曲面の荒削り用です。形は出来ましたが、まだ最終仕上げ削りの作業が残っています。

手押しカンナ壊れる

手押しカンナ杵の柄を作っていたら、小型の手押しカンナが変な音がして壊れてしまいましたぁ。修理に持って行くと、こんなご時世ですからいつ治るかわからないとのこと。去年はバンドソーが壊れるし、20年近くやっていると色々と壊れてくるんですね。

杵柄用に加工した角材手押しカンナは正確な直角を出すのに便利な道具です。カシ材を杵柄用に正確な仕上がりサイズの角材に加工していたのですが。角材は作りためてあるので次の行程に移ります。

杵作りは鉛筆削りから

鉛筆を削って杵作り杵製作を始める前には鉛筆を削ります。何となく気を引き締める効果があような感じがして。鉛筆削り器は使いません。木工を仕事にしているのですから、鉛筆くらいはちゃんと削れないと。鉛筆は普通のカッターナイフで削っています。削りやすくはありませんが、鉛筆の芯は硬いので刃物が痛みますから。

木工と鉛筆削りF杵作りのように正確な作業を要求される仕事のときは、「HB」よりちょっと硬めで「H」より濃いめの「F」がちょうどいい。ところが残念なことに愛用の三菱ユニスター「F」は廃番となってしまいました。あんまり人気ないみたいです。

杵用の柄を作り始めました

杵柄用のカシ棒材秋ぁらの臼時期のために、杵の柄を作り始めました。カシの原木を仕入れて製材していたこともありましたが、今はカシ材専門の業者から角材を仕入れています。

杵柄用のカシ角材柄のカシ材とは正確にはシラカシ(白樫)の材です。柄やカンナ台のほとんどのカシ材がシラカシです。シラカシの原木も年々減少しています。シラカシは白い材が見た目が良いのですが、当方では材料を無駄にしないという考えから、実用上の問題無い縞模様が入った材を使用しています。カビのシミではないのでご安心くださいね。

今シーズン最後の臼修理?

臼修繕の手チョウナ荒削り作業今月の後半に1個臼の修理が入りました。臼の修理は寒い時期しかしていません。そのため受け付けは3月末までとしています。この臼が今シーズン最後の修理になるのではないでしょうか。

臼修理のカンナ削り仕上げ作業手カンナで仕上げ削りをしたら、臼の中の削り直し修理は完了です。修理の受け付けは11月からですが、お見積りやご予約は承ります。お気軽にご連絡ください。

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