臼職人で杵職人の一年ブログ

臼の手掛けを作って本当の完成です

臼の手掛け臼の手掛け(取っ手)を作っています。手掛けはノコギリで切れ込みを入れて、ノミで削って作っています。この手掛けは臼職人によって形や位置が様々で面白いですよ。臼を見るときは注目してみてくださいね。これで本当に臼の完成です。

年内はこれで臼作りおしまい

年内最後の臼今年はこれで臼製作を終わりにしようと思います。まだ手掛け(取っ手)を作る作業が残っていますけど、それほど時間は掛かりません。年末までは臼杵の修理や餅つき用品のレンタルがあるので、まだまだ気は抜けません。

寒くなると元気が出る、は臼職人に向き?

サザンカの花やっと寒くなってきましたね。庭のサザンカが綺麗に咲きました。じつは空気がキリッと寒く感じる晩秋が一年で一番好きな季節です。

サザンカの花臼の仕事が一年で最も忙しくなるのは11月から12月です。そんな寒くなるこの時期に元気が出てくるという不思議な体質です。その代りに夏は苦手なので、つくづく自分は臼職人で良かったと感じます。

ツツジサザンカに誘われて、隣のツツジにも花が。ツツジって春の花ですよね?今年の11月は暖かかったからでしょうか?

臼の上面と縁はカンナでシャープに仕上げる

臼上面のカンナ仕上げ作業臼作りが途中だったので、仕上げの作業をしています。上面はカンナで削って仕上げます。臼の上面は木口になるので、キッチリ研いだカンナじゃないと上手く削れないんですよ。

上面の内側傾斜臼の上面は内側に傾斜した作りになっています。定規を当てるとこのくらい内側に隙間ができます。昔は臼でお米をついていて、跳ねた米粒が内側に戻るように上面に傾斜をつけていました。餅つきの場合は平らでもいいのですが、米つき臼の伝統的な形なのだと思います。

臼内縁の仕上げ削り作業内縁も曲面になった台のカンナで仕上げます。よく切れる刃物で削らないとシャープで鋭い仕上がりになりません。ここが腕の見せ所じゃないでしょうか。

臼修理の横に菊の花がこんなに!

修理の臼がこんなに有り難いことに、今年も臼の修理がこんなに来てくれました。お客様の大切な臼ですから、修理を頑張らないとですね。

菊の花と臼修理臼の修理場の横に菊の花がこんなに!何にも手入れをしていないんですが、毎年よく咲いてくれます。癒されますねぇ。

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