神奈川県で昔からある手道具で修理をしている工房です。

臼は手入れをすれば長く使えます。当工房では修理・修繕・メンテナンスに力を入れています。臼職人の元で修行した昔ながらの技術と手道具で丁寧に修理いたします。

臼杵修理の受付けは11月~3月までです。

臼修理受け付けは寒い時期の11月から3月までです。修理に関するご相談はいつでもお受けいたしますので、お気軽にご連絡ください。

臼の送料について(平成8年3月1日現在)

臼修理の発送で利用している「アート家財便」が、3月1日~4月30日まではプラス2,200円となり時間指定ができません。発送予約も取りにくくなります。
また、期間に係わらず午前集荷もしくは午前着の指定でプラス1,100円の追加料金となります。
また、

臼杵職人歴25年になりました。

令和7年で埼玉の臼職人の元で修行を始めてから25年になりました。主なお客様は個人の方以外には、幼稚園・保育園・小学校などの教育機関、神社やお寺、自治体・町内会、餅つき保存会、レンタル業者などです。

発送でもお受けできます。

臼は家具・家電専門の便を利用すれば荷造りせずに簡単に発送できます。杵は梱包して通常の宅配便で発送できます。発送方法、送料などはお問い合わせください。

修理は11月から3月までの寒い時期のみのわけ。

削り直し準備で水を張った臼
寒い時期のみ受け付けのる理由は・・・
・水を張ってから修理するため、暖かいとカビが生えやすいため。
・臼にキクイムシがつくことがあるため、虫の活動時期を避けるため。

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臼と杵の修理・メンテナンス例

臼の削り直し例

削り直し・修繕前
削り直し・修繕後
お餅に木クズが混ざるときは削り直し修理できれいになります。修理は1~2週間ほど掛かります。
・深くではなく中を広く削ります。つきやすくなるよう掘り形状を修正します。
・どんな掘り形状の臼にも対応できるよう、様々な手道具で削り直します。
※臼の中にサンダー補修の研磨材や、公園・園庭・校庭の砂粒が入っている場合、刃物が傷み綺麗に削れないためにサンダー仕上げとなります。

臼の傷の埋め木補修例

臼の埋め木補修例・円形
臼の埋め木補修・台形
臼の傷(節や虫穴など)はケヤキ材の埋め木をして補修します。傷の形状に合わせて丸や四角形など、なるべく小さい埋め木になるようにしています。接着剤やパテは使いません。

杵先の切り戻し削り直し修理例

杵先修理・修繕前
杵先修理・修繕後
杵も痛むとお餅に木くずが混ざるようになります。杵先は傷みやすいのでメンテナンス修理は欠かせません。
※杵先はサンダー仕上げとなります。2~3本でしたらすぐに修理できます。

欠けた杵の削り直し補修

欠けた杵先修理・修繕後
割れると駄目ですが、欠けが小さいときは削って修理します。ヒビが浅いときは先を短く切断して修理することもあります。

杵の柄のゆるみクサビ止め

杵の柄のクサビ止め
杵の柄がゆるんだ場合は、カシ材ノクサビを入れて止めます。当工房製作の杵はクサビの必要がない特殊な構造で無償で修理いたします。

特殊な修理例

あまり行わない修理の実例集は以下のボタンをクリックしてご覧ください。
 

臼上部の切断(1)

臼上部が杵で叩かれて痛みが激しいため、上部を切断しての修理です。

臼修理・修繕前の状態
臼上部切断後
小さい臼はどうして内側縁を叩かれがちです。痛みが激しくて縁を削るだけでは限界がある場合の最終手段です。上部を2cmほど切断しました。仕上げはサンダーになります。中も傷んでいたので削り直しをしました。臼材そのものの状態が良かったので上手くいきました。

臼上部の切断(2)

臼上部が腐ってしまったために、切断して修理をしました。

上部が傷んだ臼をのこぎりで切断
切断後の上面の状態
臼の上面が腐っている場合は、逆さに保管していることが多いです。掘りが深すぎる場合にも上部を切断することがあります。ノコギリで丁寧に切断し、その後は切断面をサンダーで整えます。上面の痛みは浅い場合が多く、少し切断するだけもかなりきれいになります。

臼下部の切断

臼の底部の痛みが激しく餅つきでグラグラして不安定なため下部を切断。

臼底部切断修理

臼底部のくぼみ作成
臼底面はチェンソーで切断し電気カンナとサンダーで整えています。下部をあまり切ってしまうと臼としては低すぎてしまうため、外側の傷んでいる部分は残りますが3cmほど切断することにしました。底面が平ら(ベタゾコ)だと安定しません。安定させるために底中心部分を少し窪ませます。窪みはチョウナを使っての手作業で削って、花の模様のようにしてみました。

臼の特大の埋め木補修

臼中心部分の腐れとカミキリムシの穴で特大の埋め木に。

臼の埋め木補修例・特大
大きい埋め木は使用しているうちに歪んで隙間ができたり、浮いたりすることがあります。できるだけ埋め木補修は小さくするようにしています。

柄を再利用しての杵の再生

杵の柄を再利用して、使い慣れた杵の形を再生。

杵の柄のクサビ止め
使い慣れた柄だけ、頭だけ再利用したい、使い慣れた杵と同じ形状で再生して欲しい、というご要望もあります。できる限りお応えいたします。

臼のカビによるシミの削り直し

カビが生えてシミになった臼の削り直しです。

臼のカビ除去の削り直し例
臼の中にカビが生えて黒いシミになってしまったため、削り直しをしました。シミの具合によりどの程度キレイかはわかりません。より詳しくはこのページ下部の「臼のカビについて」をご参照ください。

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修理費用一覧

臼の修理費用

料金(税込) 備考
中の削り直し 外径40cm 25,000円(27,500円) ・外径は臼上面の直径です。
・内縁の削り直し含みます。
・縁の深い傷や欠けは残ります。
45cm 30,000円(33,000円)
50cm 35,000円(38,500円)
55cm 40,000円(44,000円)
60cm 50,000円(55,000円)
内縁の削り 5,000円(5,500円)~ ・深い傷や欠けは残ります。
ケヤキの埋木 2,000円(2,200円)~ ・接着剤不使用。
上部切り戻し 15,000円(16,500円)~
割れ・水漏れ ご相談ください
料金(税込) 備考
中の削
り直し
外径
40cm
25,000円
(27,500円)
・外径は臼上面の直径。
・内縁の削り直し含みます。
45cm 30,000円
(33,000円)
50cm 35,000円
(38,500円)
55cm 40,000円
(44,000円)
60cm 50,000円
(55,000円)
内縁の
削り
5,000円
(5,500円)~
・深い傷や欠けは残ります。
ケヤキ
の埋木
2,000円
(2,200円)~
・接着剤不使用。
上部の
切断
15,000円
(16,500円)~
割れ・
水漏れ
ご相談
ください

※当方製作の臼は上記価格の30%引となります。
ひび割れは修理が困難です。
ひび割れは湿度の変化で隙間が開いたり閉じたりするため、埋木による補修は困難です。使い方を工夫することをお勧めしています。
カビが生えた臼の削り直し
カビが生えてしまった臼は黒いシミになっている場合があります。カビに気がついたらすぐにご相談ください。早めの対処が必要です。
ケヤキ以外の材質の場合
ケヤキ以外の材質の臼は作られた木材の性質が異なるため割増料金となる場合があります。その他にも注意事項がありますのでご相談ください。

杵の修理費用

料金(税込) 備考
先の削り 子供用
9cm未満
1,500円
(1,650円)
・割れは修理できません。
・太さ15cm以上は別料金。
9~12cm 2,000円
(2,200円)
12cm以上 2,500円
(2,750円)
大きい欠け +500円
(550円)
柄の緩み 1,000円(1,100円)~ ・カシのクサビ止め。
柄の交換 7,000円(7,700円)~ ・柄の形状、太さ、長さによってはできないことがあります。
頭の交換 ご相談ください ・柄を再利用します。
・柄の形状や歪みでできないことがあります。
料金(税込) 備考
先削り 子供
9cm
未満
1,500円
(1,650円)
・割れは修理できません。
・太さ15cm以上は別料金。
9~
12cm
2,000円
(2,200円)
12cm
以上
2,500円
(2,750円)
大きい
欠け
+500円
(550円)
柄緩み 1,000円
(1,100円)~
・カシのクサビ止め。
柄交換 7,000円
(7,700円)~
・柄穴の形状、太さ、長さでできないことがあります。
頭交換 ご相談ください ・柄を再利用します。
・柄の形状や歪みでできないことがあります。

※当方製作の杵の修理は上記価格の30%引き(頭の交換・柄の再利用修理は除く)となります。

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臼杵修理ご依頼方法とご注意

直接お持ち込みいただける場合

ご来店日時をご相談ください。臼を拝見してお見積もりいたします。修理内容と金額にご納得いただければ、そのままお預かりいたします。
※事前にお見積りをご希望の場合は、下記をご覧ください。

リフト付き台車をご用意しています

臼の積み降ろしが楽になるリフト台車
お客様のお車からはリフト付き台車で積み降ろしいたします。
(写真の臼は直径60cmの大臼です。)

お持ちいただけない場合

臼は簡単に発送できるため、発送でのご依頼が増えています。 修理が出来ない、必要が無い場合でも運送費用が掛かってしまいますので、事前のお見積りをお願いいたします。
※地域や時期によっては臼杵をお引き取りに伺うことも可能です。ご相談ください。

(1)はじめにお見積りをご依頼ください。

下記項目をお教えください。

・臼杵の状態とご希望の修理内容
・臼の上部外径(臼上面の外側の直径)

・臼の使用年数(わかる範囲で)
・杵の大人用と子供用の本数

臼送料のお見積りをご希望の場合

・臼の最大直径 ※上部外径ではありません。
・臼の高さ
・臼発送の都道府県

メールで写真をお送りいただける場合

写真をお送りいただくと状態がわかります。 おおよその金額となりますので、実際に臼を拝見したときに改めてお見積もりをいたします。
※メールで写真をお送りいただく場合は事前にご連絡ください。

お電話だけでもお見積りいたします。

大まかな金額となりますので、実際に臼を拝見したときに改めてお見積もりをいたします。

(2)臼杵の運搬方法をご相談ください

臼杵の発送について

お持ち込みできない場合は発送での修理も可能です。臼は梱包せずに簡単に発送できます。ご希望の方はご相談ください。

お引き取り・配達について

2月~3月は引き取りも可能です。ご希望の場合はご相談ください。

(3)修理完了後の流れ

修理後の写真をメールでお送りします。

ご希望の方には修理後の写真をメールでお送りいたします。

お支払いについて

前金は不要です。修理完了後のお支払いとなります。
店舗では現金のみのお支払いとなります。
請求書でのお振込みをご希望の場合はご相談ください。

修理後の臼杵発送について

発送は修理費用と送料をお支払い後となります。メールで写真をお送りしますので、お支払い前に修理品をご確認されることをお薦めします。

注意事項

修理の受け付けは11~3月です。
寒い時期しか修理をしていません。お見積りはいつでも受け付けています。
お見積もりと実際の修理費用が異なることがあります。

修理をはじめたとき、思わぬ事態になることがあります。削っていくうちに傷が出てきた場合などです。ごく稀に修理不可能ということがあり、修理費用はいただきませんが、往復送料のみご負担となります。

修理完了のご連絡後、お預かり期間は1ヶ月です。

臼杵修理完了後1ヶ月以内にお引き取りください。発送・配達の場合も1ヶ月以内となります。1ヶ月を超えると保管料が発生いたします。3か月以上経過した場合は保管状態の責任は負えません。1年を超えた場合は処分する場合がございます。

出張修理について

北鎌倉円覚寺内の龍隠庵
どうしても臼が運び出せないという場合に限り出張修理を承ります。 写真は北鎌倉・円覚寺内の龍隠庵で石段を50段も上がったところにあるため出張で削り直し修理をしました。 出張修理にはいくつか条件がありますので、ご希望の場合はご相談ください。

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臼削り直しのときにお読みください。

臼の削り直しでひび割れが黒い線に見える場合があります。

ひび割れ部分の黒い線

黒い線になったのではなく、もともとの臼の表面の色です。

全ての臼というわけではありませんが、中を削り直すことでひび割れが黒い線に見える場合が場合があります。これはヒビが黒くなるのではなく、もともとの臼の表面の色が残っているためで問題はありません。

なぜ黒い線に見えるのでしょう・・・

ひび割れ部分の黒い線図
臼が古くなると表面が灰色に色あせてしまいますが、臼全体が色あせているので気になりません。ところが削り直すことでもともとの木材の色となることで、削られていないひび割れ部分だけに色あせが線となって残ってしまいます。つまりは黒い線になったのではなく、ひび割れ以外の部分が綺麗になったというわけです。

臼の削り直し修理後はアク(樹液)が出るようになります。

削り直し修理後の臼のあく
臼を削り直した後にお湯を張った直後の写真です。お湯を張るとアク(樹液)が出るようになります。新しい臼の場合にアクが出るのですが、削り直すことで新しい面となるために再びアクが出るようになります。お湯を張る時間を長くすると紅茶色からウーロン茶色になります。アクが出るということは、きちんと削り直し修理がされている証とご理解ください。

アク(樹液)は臼によって色や濃さが異なります。

アク(樹液)は同じケヤキ材の臼でも色や濃さが異なります。赤っぽい、黄色っぽい、濃い薄いというのはケヤキの種類、地域、伐採時期などによるもので問題ありません。澄んだ茶系の色であれば良好な状態といえます。

ご使用の前にはアク抜きをしてください。

ご使用前にはお湯を何度か入れ替えてアク抜きをしてください。水ではほとんどアクが出ません。お餅つきの当日でも大丈夫です。お湯を入れ替えると色が薄くなってきます。紅茶のティーバックのようなイメージです。無色になることはありませんので、色が薄くなった時点でご使用ください。アクの出方は個々の臼により異なりますが、5回以上はお湯を入れ替えるようです。臭いや味、健康には影響はありませんのでご安心ください。

杵はアク抜きの必要はありません。

杵も先を削り直すことでアクは出ますが気にならない程度です。アク抜きの必要はありません。

⇒削り直し後専用ページ

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臼のひび割れについて

ひび割れた臼の修理は困難なため、使用方法や保管で工夫を。

臼が割れる原因は材料自体の欠陥の場合と、保管で乾燥し過ぎた場合があります。材が悪い場合はどうしようもありませんが、乾燥は保管を気を付けることである程度防げます。臼のひび割れは湿度の変化で開いたり閉じたりしているため、埋め木をしても上手く止まりません。そのため、ひび割れた臼は使い方を工夫されることをお勧めしています。
※購入後1~3年で割れたときはすぐに購入先に連絡しましょう。

ひび割れた臼は水を張って、さらに全体を湿らせる。

臼のひび割れ
写真は水を張る前の臼です。この程度のひび割れは、もちつき前にしっかり準備すれば全く問題はありません。
(1)餅つきの2~5日前になったら、臼に水を張ります。水漏れする場合は水が減ったら足してください。全く水がたまらない場合はバスタオルなどをビショビショに濡らして入れます。
(2)外側のひび割れが気になるときは、臼上部に濡らしたバスタオルを掛けて、大きいポリ袋などを被せておくと効果的です。上面と外側を塗装されていると塗膜で水分を吸収しないためにあまり改善しません。
(3)2日~5日間ほど水を張り続けます。ひびの状態により日数は異なります。

水張り後にひび割れはかなり改善。

水張りで臼のひび割れが改善
水を張って2日経過した状態です。中側のひび割れは完全に塞がりました。外側のひび割れもかなり改善しています。臼のひび割れの状態によりますが、水を2~5日ほど張ることでかなり改善します。臼に水が溜まらなくても使用できますが、お餅つきでは臼をお湯で温めたいので、最低でも臼の深さの1/3程度、できれば半分ほど溜まって欲しいところです。

ひび割れは補修しても効果が無い。

ひび割れた臼に鉄輪を付けた補修例
ひび割れた臼に付けた鉄輪は緩んでしまう例
ひび割れた臼に鉄輪を付けた補修を見ることがありますが、木は乾燥で縮んで割れるために乾燥が進むと緩んで取れてしまいます。ひび割れを止める効果はありません。ひび割れ部分に埋め木をしても、ヒビが広がると取れてしまいます。水漏れを止めることもできません。

蜜蝋(みつろう)やオイル、パテは絶対にダメ!

ひび割れに蜜蝋やサラダ油を塗ってはどうか?という問い合わせがありますが、絶対にダメです。ネットで誤った情報が出回っているようです。蜜蝋の融点は62~64℃なのでお湯で溶けてしまいます。オイルやワックスもお湯に溶け出す可能性があるので臼に塗ってはいけません。
また、ひび割れをパテで埋めて修理した臼があります。餅つきで徐々に剥がれて取れてしまい、お餅に混ざってしまいますので絶対にやめてください。

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臼のカビについて

カビはシミになってることが多い。

臼を乾燥させずに片づけたときや湿気の多い場所で保管した場合はカビが生えることがあります。
カビが生えた場合はキッチンアルコールスプレーなどで除菌後にドライヤーの熱で殺菌・乾燥させてください。放置するとシミになってしまいます。
※とくに新しい臼のカビはシミが深く浸透しやすいのでご購入時にはご注意ください。

カビのシミは削り直しである程度はきれいに。

カビ臼の削り直し後
写真はカビた臼の削り直し後です。削る前は真っ黒でしたが、薄っすらと黒いシミが確認できる程度まできれいになりました。ただ、シミの浸透具合によりどの程度きれいになるかはわかりません。

ひび割れ部分は黒い線が残ります。

ヒビ部分は黒く残る
臼のひび割れ部分はカビのシミによる黒い線が残ります。詳細は上記の「臼削り直し前にお読みください」の項目をご参照ください。

削り直し前の状態です。

餅つきの後に臼を乾燥させずにすぐに片づけ、コロナで餅つきが中止になり3年間放置したそうです。
ひどいカビの臼(縮小写真) ←クリックで拡大
修理前のカビの臼はショッキングなため縮小写真で掲載しています。写真クリックで拡大写真になります。※別ウィンドウで開きます。

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コラム

開業からずっと修理に力を入れいています。

 ~作成日:令和6年10月7日~


開業以来ずっと臼杵の修理に力を入れています。臼屋の多くは年末は製作に忙しくて修理を受けていないのですが、当工房は忙しいからという理由でお断りしたことは一度もありません。まあ、最近では臼に適したケヤキ材が激減してほとんど臼を作ってないので断る理由もないのですが。

近年はノロウイルスやコロナの影響で餅つき大会が激減してしまいました。さらに西日本では一般的な石臼が関東にもかなり普及してきてたようです。杵が修理で来ると、石臼使っているという方が増えました。そんな状況ですが、所有している木臼を長く使いたいという方は多くいらっしゃいます。

じつは臼を作るよりも修理の方が好きかもしれません。修理ではこんなにキレイになったのかと喜んでいただけるし、昔の職人が作った臼との出会いも嬉しいものです。手作りの臼にはそれぞれに趣があり、とても勉強になります。自分も後世の臼職人に関心されるようなものを残したいと思えて刺激になります。最近は機械で量産された物が多いのですが、新品よりもキレイにを心がけています。臼は神様が宿ると言われているので大切にしていただきたいと願っています。