臼職人で杵職人の一年ブログ2

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令和三年の初仕事は臼修理

焚き火をしながらノンビリと令和3年の初仕事は臼の修理です。年末にお預かりした臼が2個あるので、その削り直し作業をしています。寒いので小さい焚き火をして、ヤカンでお湯を沸かしながらの作業です。アウトドア用の小さい焚き火道具を愛用しています。

令和三年の初仕事は臼の削り直しメンテナンスいつもは初仕事は餅つき用品のレンタルなんですが、今年はこんな状況ですから。それでも臼の仕事ができることに感謝ですね。

臼積み降ろしの力強い助っ人が来た

臼の積み降ろしが楽になる台車臼の積み降ろしが楽にできるリフト台車を購入しました。外径60cmで約100kgの大臼が楽々上がります。リフト台車は珍しくはありませんが、注目して欲しいのは車輪です。何と大型のタイヤなんですよ!

上げた状態当工房の駐車場は未舗装なので、普通の台車だと車輪が地面に埋まってしまい移動できません。それでリフト台車でタイヤが付いたものを探していました。タイヤの幅がもう少し広いと良かったのですが、何とか埋まらずに移動できます。

降ろした状態これまで修理やレンタルでは、車に長い板を渡して臼を転がしたり、お客様に手伝っていただいて手で持ち上げて積み降ろしをしていたんですが、この台車で楽ちんになりました。
欠点は車輪が大きいので荷台の高さが最低でも34cmもあることです。臼を台車に積むのがちょっと大変。まだ実際の使用は4回目ですが、すごく役立ってますよ。

修理臼の水漏れチェック

水漏れ臼の漏れチェック中修理臼の水漏れチェックをしています。臼の中には水漏れするものがあり、中にはほとんど水が溜まらない場合もあります。ところが、何日か水を張り続けるうちに、木が水分で膨張して少しずつ溜まってきます。この臼は3日目にはほとんど水漏れは無くなりました。

水を張った後にいつものように削り直し乾燥した臼は堅くて削れないため、削り直し作業前に3~4日ほど臼に水を張ります。そのときに臼の水漏れチェックもしています。水漏れが止まれば使用上問題が無いので、水漏れ修理はいたしません。水を張った後はこのようにザクザク削れますよ。「水張り→削り直し」の作業を2~3回行って仕上げ削りで修理完了となります。

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