臼削り直しは深くではなく広く掘る

修理後の臼臼の削り直し修理が完了しました。削り直しでは深く掘るのではく、広く掘るように心がけています。傷んでいるのは臼の中心に近い部分ですが、そこだけを削って綺麗にしただけではただ深くなるだけでお餅がつきにくくなってしまいます。

削り直し修理例2修理後の臼の写真です。写真ではわかりにくいですが、痛んだ部分の深さに合わせて、臼の中全体を削って広くするようにしています。

削り直し修理例1中を広く掘るのは手間は掛かりますが、お餅がつきやすい形状に整えることも削り直し修理だと思っています。臼修理の際は中の形状についてもお気軽にご相談ください。