湯沸かし用の薪燃料ケトルを買う

臼修理に使うお湯をケリーケトルで沸かす臼修理ではお湯を使って堅い臼材をふやかして削りやすくします。今までアウトドア用の焚き火道具とヤカンを使っていたのですが、沸騰まで時間が掛かるうえに風があるとお湯がなかなか沸きません。そこで湯沸かし専用のケリーケトルを思い切って購入。

ケリーケトルは中で焚火をする構造ケリーケトルは本体が筒状になっていて、内側で焚き火をして効率よくお湯を沸かすことができます。煙突効果でよく燃えて風にも強い。その代わり大きくて1.5リットル程しか沸かせないのに、2リットルのステンレス真空ポットよりも大きいんですよ。能力はというと、何と1.5~1.6リットルのお湯を5~6分で沸かすことができます!

ケリーケトルで湯沸かし使い方は付属の火皿にカンナ屑や木くずを置いて火を着けてケトル本体を乗せ、あとは上部から薪を放り込むだけ。沸騰するとお湯が噴き出してくるので、沸いたらすぐに火から下さなくてはいけません。強火で沸騰させると危険なので、はじめは強火で沸騰前に弱火になるように薪を調整するのがコツです。

臼や杵を作ったときに出た端材の薪燃料の薪は臼や杵を作ったときに出た小さい木片ですから、いくらでもあります。本当は沸かせるお湯が1.6リットルでは少し足りなくて2リットル欲しいのですが、これが一番大きいサイズ。じつはこれは2台目。10年以上前に買った1台目は数年で水漏れしたので耐久性が不安ですが、臼修理やレンタルで臼杵を洗うときなどに活躍してくれます。